現場は手をかける分だけ応えてくれる

現場は手をかける分だけ応えてくれる

昨日は長野県のお菓子屋さんにて
年間ディスプレイ計画を実施する為の
ミーティングをしてきました。

色々なアイディアが浮かびワクワクします!
益々、お店が元気になるので楽しみですね(^-^)

今日は都外の某所での撮影
楽しみ味わいます。

さて、
私は数々のショーケースディスプレイを行う際に
ある一つの信念を持ってやっています。

それは、どの業種、業界でも言える事ですが
売場づくりを行う上で一番重要と位置付けている大切な想い・・・

『心からのメッセージ、想いを伝えること』です。

そして、それを実現する為には

ずばり『マインドチェンジ』が重要です。

つまり、働く人の気持ちを改革する事です。1人だけの気持ちだけでは限界があります。
お店はチームで作っていくものですから
一つの想いを伝え、共有するのです。

働く人たちの想いは商品やお店に現れます。
働く人が楽しく仕事をすれば、その楽しさはお客様に伝わり
お客様の喜びが生まれ、売上が上がるのです。

そして私が、まずディスプレイを行う時に
一番はじめに必ずやる事があります。

それは、これから商品を陳列する
ガラスケースをピッカピッカに磨く事です。

なぜか?

なぜディスプレイをするだけなのに
掃除からしなければならないの?

と思う方もいらっしゃるかもしれません。

この作業は、商品を主役にするための準備にすぎないのですが
そのガラスの透明度で商品の伝わり方が違うからです。

どうでしょう?
ご自身がケーキや、お菓子を
一生懸命作ったとして
その作った美味しいお菓子を
食べていただきたいのに
その美味しさの間に曇ったガラスがあると
せっかくのお菓子の美味しさが伝わりませんよね?

大切な作り手の想いが入ったお菓子を
お客様に届けたい!

そう、いつも想いながら
その気持ちをそのままお客様に伝えられるよう
私は隅から隅まで徹底的に磨きます。

ガラスケースの中に入り込み、上向きになったり
横向きや細かい部分など一つの曇りも残しません。

売上が上がるディスプレイとは
こうやってひとつひとつを丁寧にお菓子作りのように
お菓子が美味しく見える最高の舞台を作っていくのです。

お菓子への愛情はお菓子の一つ一つから
ケースの隅々の至る所に現れると思うのです。

神は細部に宿ると言いますが

目立たない細かい部分までも手を抜かず、
妥協せず、完璧に仕上げてこそ
全体の完成度が高まります。

商品を大切に思えば思うほど
これが一番大切な事だと思うのです。

良く私が店に立つと
ガラスがすり減ると言われてましたが(笑)

そんな、お菓子への愛情は必ずお客様に伝わる!
そう、想い最強の売場づくりを作っていくのです。

写真は静岡のお菓子屋さんで
恒例のステージづくり。

最初は見ていたオーナー様も
スタッフの方々も
輝きに感動され

やはり自分達のお菓子を
綺麗に魅せたいのでしょう(^-^)

次々と他のガラスケースを
一斉に磨く光景。

一つの信念は
気持ちを動かし
この想いがディスプレイで
飾るよりも何より大切で

熱い熱い
『心からのメッセージ、想いを伝えること』だと思うのです。

人生脚本家
眞殿勝年

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP